レリーフの他にも、あらゆる部分のボーダーに細かい飾り彫りが施されています。
胴の部分はロココの典型的なデザインです。片面の真ん中のプレーンな部分が、光にかざすとかすかに表面がゆれているところがありますが、許容範囲と思われます。(一般的な評価では、全体状態はエクセレントとなると思います)
注ぎ口とその周りの花のレリーフが美しいです。1830年代から40年代に細工されたと思われます。ヴィクトリア初期あたりの清楚な装飾です。
上からみたところ。1780年代後半から1805年頃までの、古典的なすっきりしたボディラインです。
刻印部分。ライオンパサント(英国925銀)、ディーティーマーク(ジョージ3世)、レオパード(ロンドン)、イヤーマーク(1804年)、メーカーズマーク(PB、AB、WB)
蓋の部分。約200年前のティーポットですが、かなり前に、一番痛みやすい蓋周りの部分が銀器職人によって綺麗にきちんと修理されており、ただジョージアンのアンティーク、ベイトマンファミリーの銀器というだけでなく、日常に使用出来る状態に整えられているのが、このポットの魅力です。